GnuCash
にはデータを入力する際に時間を節約するためのショートカットがいくつかあります。
以前に使用したことがある説明の最初の数文字を入力すると、クイック入力機能により自動的に最後に入力した取引の説明の残りの部分が入力されます。
取引行の資金移動欄またはスプリット行の勘定科目欄のどちらかで勘定科目名の先頭文字を入力すると、クイック入力機能により勘定科目リストから名前が自動的に補完されます。
また、それは子勘定科目をこれらの欄に入力する際にも助けになります。
親勘定科目名の最初の文字に続けてコロンと子勘定科目名の最初の文字を単に入力します。
例えば、Assets:Checkingを入力する場合、A:C
と入力すれば、残りをGnuCash
に補完させることができます。
キーボードショートカットを登録しても時間が節約できます。GnuCash
はそれらの数個を提供しています。
日付欄では次の入力ができます。
+または=は日付を増加させ、-または_は日付を減少させます。
]または}は月を増加させ、[または{は月を減少させます。
Mまたはmは月の初日を入力します。
Hまたはhは月の末日を入力します。
Yまたはyは1年の初日を入力します。
Rまたはrは1年の末日を入力します。
Tまたはtは今日の日付を入力します。
取引行の番号欄では、+を入力すると、取引番号が入力した最後の値から増加します。
-を入力すると番号が減少します。
スプリット行のアクション欄でも、スプリット番号を入力することを選択していれば動作します。
アクション欄ではクイック入力もサポートされます。一般的なアクション(入金など)の先頭文字を入力すると、GnuCash
によって残りが補完されます。
資金移動欄では勘定科目名のクイック入力がサポートされます。
勘定科目名を入力し始めると、GnuCash
によって名前の残りの部分が補完されます。
セパレータ文字を入力するといつでも、現在の階層の勘定科目名が補完され、次の階層の勘定科目名を入力し始められるようにカーソルが位置調整されます。
例えば、標準の勘定科目集を使用している時、
A : C
を入力するとAssets:Checking勘定科目に補完されます。
また、この欄でメニューを選択するかまたは
Ctrl+Down
キーを入力するとすべての勘定科目名一覧がポップアップされます。
金額欄のすべてで、内蔵の計算機を使用できます。
最初の値を入力し、続けて+、-、*、または/を入力し、そして2番目の値を入力するだけです。
Tabキーを押すと、GnuCash
は計算を実行して、結果の値を金額欄に返します。
すべてのメニュー項目にはメニュー名の中でアンダーラインを引かれた文字によってマークされているアクセスキーが定義されています。 Alt+「アンダーラインを引かれた文字」を入力すると、メニューが表示され、次にその中のアンダーラインを引かれた文字を入力することによって、項目を選択します。 例えば、 Alt+A を入力するとアクションメニューが表示され、次にPを入力すると、スプリット取引となります。 また、メニュー項目のいくつかにはすぐにコマンドを呼び出すショートカットキーがあります(Ctrlキーを通常使用します)。 これらのショートカットは項目の横に表示されます。
記録簿の中で移動する時は、時間を節約するために次のキーを使用できます。
Tabで次の欄に移動します。 Shift+Tab で前の欄に移動します。
Homeで欄の始まりまで移動します。 Endで欄の終わりまで移動します。
Enter or ↓ to move to the next transaction, ↑ to move to the previous transaction
Page Upでは1画面分上昇します。 Page Downで1画面分下降します。
Shift+Page Up で最初の取引に移動します。 Shift+Page Down で最後の取引に移動します。
照合ウィンドウの中では次のキーボードショートカットを使用できます。
Tabで次のボックスに移動します。 Shift+Tab で前のボックスに移動します。
Spaceキーで照合済と未照合の状態を切り替えます
↑ and ↓ navigate through the entries within the current box