毎月クレジットカード会社に小切手を切るか電子決済を行うので、クレジットカードの請求を費用として考える人がいるかもしれません。しかし、本当は費用ではありません。 なぜでしょう? クレジットカードによる会計は短期借り入れです。買い物を行う時はその短期借り入れを使用します。最終的にお金を返済しなければならない時、しばしば(金融手数料として)利子が発生します。 クレジットカードで行った買い物は費用です。
クレジットカードでの取引を入力する場合には、2種類のオプションが存在します。希望する詳細レベルに合うものを選択してください。 最も単純な方法は、クレジットカード会社への毎月の支払いを単に追跡することです。 銀行勘定科目から、クレジットカード費用勘定科目に1カ月あたり1回の資金移動を入力します。 これにより毎月クレジットカード会社に支払う金額は分かります。しかし、クレジットカード未払い残高やクレジットカードでの買い物に関する情報は少しも分かりません。
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でクレジットカードを追跡するより完全な方法は、買い物と支払いをそれぞれ別の取引で入力することです。
クレジットカード勘定科目記録簿を使用して、その月を通じてずっとレシートを入力します。
クレジットカード明細書が到着したら、明細書とクレジットカード勘定科目を照合します。そして返済を当座預金勘定科目からクレジットカード勘定科目までの資金移動として入力します。
この方法を使うと、その月を通じて、残高に関するより多くの情報を知ることができ、照合の際にどんな差分も分かります。しかし、より多くのデータを入力しなければいけません。