8.5. 株式の購入

8.5.1. 既存株式の入力

以前に購入した最初100株の株式を登録するために、最初の取引行で購入日 (例: 2001年1月1日)、説明 (例: 最初の購入)、純資産:開始残高からの資金移動、株式数 (例: 100)、および価格 (例: 20ドル) を入力します。 購入列は自動的に計算されるため、入力する必要はありません。 例を簡単にするために、この取引には手数料が全くかからなかったと仮定します。 AMZN商品画面は次のようになります。

現在のポートフォリオのセットアップ

この画像は最初の購入後のAMZN勘定科目記録簿の画面です。

貸借残高は商品 (AMZN株) の単位であり、通貨単位でないことに注意してください。 したがって、貸借残高は2,000ドルではなく100株 (AMZN単位) です。 そうでなければいけません。

8.5.2. 新規株式の購入

前節で説明した既存株式のセットアップと、これから説明する新規株式購入のセットアップの唯一の差異は、株式を購入する時の資金移動元として純資産:開始残高勘定科目の代わりに資産:ABC銀行勘定科目を使用することです。

ここでは、5,000ドルのIBM株を100ドルの手数料で購入するとします。 第1ステップは、IBM株式勘定科目を作成することです。 また、既存の費用:手数料勘定科目を使用します。 もし個別の株式に対する手数料を追跡したい場合は、追加の子勘定科目が必要となります。

では、取引のために、最初の取引行で購入した日付 (例: 2005年1月3日)、説明 (例: 最初の購入)、株式数・持分は飛ばして(自動的に計算されます)、価格 (例: 96.60ドル)、および購入 (例:5000ドル)の各欄を入力します。 株式数・持分欄は自動的に計算されるので入力する必要はありません。 取引の次のスプリット行で勘定科目費用:手数料購入に100ドルを入力します。 3行目では取引の釣り合いを保つため、資産:ABC銀行:普通預金勘定科目から5,100ドルの資金移動を行います。 IBM商品画面は次のようになります。

現在のポートフォリオのセットアップ

この画像は最初の購入後のIBM勘定科目記録簿の画面です。